ハムスター、モルモット、ウサギ、フェレット、チンチラ、リス、デグー、ハリネズミなど、体重が3キロ以下のペットも多様な種類があります。
ハムスターやウサギなどの齧歯類の場合、特徴的なのが「歯」のお骨です。
硬いものも削ることができる強靭な前歯が2本ずつ、計4本。火葬後もしっかりと残りますので、ご家族様には特別なお骨となることも多くあります。
ハリネズミやフェレットなどは、犬歯だけでなく後牙も大変強靭で、特にハリネズミはトゲトゲした歯がたくさん残るので収骨時に歯の数とその残りの良さに驚かれるご家族様もおられます。
(ハリネズミの身体のトゲは体毛が発達したものでタンパク質が主成分であり、火葬の際燃焼されますので残りません)
ジャンガリアンハムスターの場合、脚骨や腕骨でも太さは約2~1ミリ。肋骨は更に細く0.2ミリ程です。
指骨、尾骨、肋骨は特に細く軽い為、小動物に適した専用の台(小動物用火葬ベッド)で火葬を行うことで全骨を残すことができます。この時、小型犬の注意点と同じく火葬炉内部の空気の流れが適切であることで、お骨が吹き飛んでしまうことを防ぐことができます。僅か1ミリ以下のお骨が、きちんと専用ベッドの上で並んでいるのを見た時のご家族様の喜びはセレモニースタッフ側の大きな喜びでもあります。