京滋エンジニアリングのSA-700型ペット火葬炉の製造工程

弊社の製造するペット火葬炉は安全に長く性能良く使っていただくために、ペットのご遺体に含まれている脂肪や、たんぱく質などを完全燃焼してダイオキシンや有害ガスの発生を抑制するように造っています。

ペットのご遺体を火葬炉内部で火葬して「完全燃焼」するには相当な火力を用いる必要があり、その際、炉内部の温度が低くても800度、高ければ1200度に達することになります。そして、このような高温が直接火葬炉本体に及ぶことになれば、金属製の火葬炉本体及びその内部に設置されたバーナーを損傷させてしまうことになります。そこで、ペット火葬炉内部及びバーナー等には断熱材としてのセラミックファイバー(セラミック綿)を取り付ける(貼り付ける)ことが必要となります。このセラミックファイバーは、ペット火葬炉を製造するにあたって、一般的に用いられる断熱材ですが、弊社がペット火葬炉を製造するにあたりましては、かなりの高温になる同火葬炉内の断熱材としての用途・性能を発揮できるよう、以下のような細心の注意を払ってこれを取り付け(貼り付け)ています。

1 セラミックファイバーの選定について

  1. 断熱材としてのセラミックファイバーにつきましても、製品により耐熱温度が異なります。上に述べましたように、ペット火葬炉の稼働時におきましては、炉内部の温度が1200度に達することがあります(特に弊社のペット火葬炉は「完全燃焼」のためにその温度が高くなることが多いといえます)。この場合、この最高温度とほぼ同じ程度の耐熱性能しか有しないセラミックファイバー(例えば、耐熱温度が1260度のセラミックファイバー)でも、一応最高温度に耐えるだけの品質のセラミックファイバーであるといえます。しかし、セラミックファイバーの耐熱温度の上限での使用では余裕をもっての火葬炉の稼働とはならず、火葬炉本体等にかかる負荷が大きくなることがあります。また、そのような耐熱温度上限での使用を繰り返すことになれば、セラミックファイバー自体の対する負荷も大きくなり、セラミックファイバー自体の耐用期間も短くなるということにもなります。
  2. 更に、ペットのご遺体を火葬に付した場合、火葬炉内部の温度が最高で1200度に達するというのは、一般的なペットの火葬時の場合にいえることであり、ペットの種類や大きさによっては、瞬間的にではありますが、火葬炉内の温度が1300度程度に達することもあります。

以上のことから、弊社製造のペット火葬炉につきましては、火葬炉内部に取り付ける(貼り付ける)セラミックファイバーにつきましては、「余裕をもってのペット火葬炉の稼働」また「想定し得る事態にも対処できる」ためのものとして、耐熱温度が1400度以上のセラミックファイバーを選定しております。

2.セラミックファイバーの取り付け(貼り付け)方法について

また、セラミックファイバーは、加熱すれば収縮するという特性があります。したがいまして、相当な高温で加熱することになるペット火葬炉内にセラミックファイバーを取り付けるにつきましても、その加熱収縮という特性を踏まえてこれを行うが必須のことであり、この点、弊社は以下のような取り付け(貼り付け)方法を行っております。

  1. まず、火葬炉本体等にセラミックファイバーを取り付けるについては、接着剤の役割をするモジュールセメントを用いて、セラミックファイバーを火葬炉本体等に直接貼り付けます。
  2. また、セラミックファイバーは、これを火葬炉本体に、すき間なく、貼り付けていくことが大事な点です。火葬炉本体に貼り付けたセラミックファイバーにすき間が生じますと、火葬炉稼働の際の熱が、そのすき間から火葬炉本体に及んでしまうからです。
    そして、この「すき間なく貼り付ける」に際しては、上に記しましたように、セラミックファイバーは加熱することによって収縮しますので、火葬炉の稼働に際しての加熱によってセラミックファイバーが収縮する分も見越しての貼り付け方をする必要があります。具体的には、貼り付けたセラミックファイバーが過熱により収縮してすき間が生じ得ることになりますので、そのすき間が生じるところにあらかじめブランケットという綿を差し込み、そのセラミックファイバーとブランケットとの間に接着剤の役割をするMBセメントを塗布するという貼り付け方です。このように、加熱によりセラミックファイバーが収縮して生じ得るすき間に、あらかじめブランケットを差し込み、それをMBセメントを用いてセラミックファイバーに接着することによって、加熱によりセラミックファイバーが収縮しても、セラミックファイバーにすき間が生じず、炉内部の熱が炉本体に及ばないようになります。
  3. そして、セラミックファイバーは、単に火葬炉本体等に設置する・取り付けるというのではなく、これを「圧縮して」「貼り付ける」という作業を行います。この「圧縮して、貼り付ける」というのは、綿状に膨らんでいるセラミックファイバーを工具で叩いて締めて、火葬炉本体に、面上に、完全に接着させるということです。この「圧縮して、貼り付ける」という作業をすることによって、加熱によるセラミックファイバーの伸縮をできるだけ小さくすることができます。

以上のように、弊社の製造するペット火葬炉は、ペット火葬炉の稼働に際して「有害物質を出さない」ための「完全燃焼」を実現すべく、同火葬炉の構造のみならず、そのための製造工程においても、以上のような方法での同火葬炉内部のセラミックファイバーの取り付け・貼り付けを、専門の職人にこれを行わせています。

ペット火葬炉の製造・セラミックファイバーの火葬炉内に取り付けについて、モジュールセメントを用いず、また、そのような方法では、当然、セラミックファイバーを、工具を用いて火葬炉本体に「圧縮して、貼り付けるのではなく」、単に火葬炉内部の突起物に差し込むだけで、火葬炉本体に接着ではなく、密着させるにすぎない方法を用いたり、加熱によるセラミックファイバーの収縮、そして、その収縮により生じるであろうすき間を見越して、その部分にブランケットをあらかじめ差し込んでおくようなことをしない工法でペット火葬炉を製造する業者もあります。

しかし、このような工法では、せっかくの断熱材としてのセラミックファイバーとしての性能を十分に発揮できないばかりか、ペット火葬炉を稼働させた場合に生じる高熱が容易に同火葬炉本体に及んだしまう結果、同火葬炉の損傷に至り、また、その耐久性にも支障が生じることにもなります。この点、弊社の製造するペット火葬炉につきましては、上に説明しました工法をもって、セラミックファイバーの火葬炉内部への取り付け・貼り付けを行っており、これにより、「有害物資を出さない」ペット火葬炉としての性能をいかんなく発揮できるようにしております。

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