移動式ペット火葬炉について
製造過程と実証
新規開業者にもオススメ車両搭載型ペット火葬炉
「京滋エンジニアリングのペット火葬炉の特徴」のページでは、固定式のペット火葬炉についてご説明いたしました。 弊社の移動式ペット火葬炉(移動火葬車)につきましても、固定式のペット火葬炉と同様に、「煙も臭いも有害物質も出さない動物火葬炉・ペット火葬炉」としての構造となるよう留意し、ペット葬儀車として多くの方に利用していただけるよう開発を進めてまいりました。その製造過程につきましては、特に移動式ペット火葬炉では断熱材として炉内部に取り付けるセラミックファイバー(セラミック綿)について以下のように細心の注意を払ってこれを取り付けております。
1.ペット火葬炉の製造過程について
選定ポイント1
選定ポイント2
2.実証結果
動物焼却炉を行う上では臭いが課題となっておりましたが、弊社は、移動式ペット火葬炉につきましても、株式会社近畿分析センター様に、同火葬炉から排出される物質及び臭気の指数の調査を依頼し、以下のような調査結果をいただいております。
① ばいじん
実測濃度 0・005g/㎥n未満
換算濃度 0・017g/㎥n未満
② ダイオキシン類
毒性等量 0・00067ng-TEQ/㎥n
③ 臭気
臭気指数 26
- ばいじんの排出基準0・15
この基準から、弊社のペット火葬炉が稼働した際に排出されるばいじん上記数値はその実測濃度において30分の1以下、換算濃度でも9分の1程度となります。 - ダイオキシンの毒性等量の排出基準5
この基準から、弊社のペット火葬炉が稼働した際に排出されるダイオキシンの毒性等量の上記数値はその10万分の13程度となります。 - 2号基準の臭気指数30をクリア
- ばいじんの排出基準0・15
以上の数値から、弊社の移動式ペット火葬炉・移動式火葬車につきましても、弊社の固定式ペット火葬炉とほぼ変わりのない品質・性能を有していることが見ていただけるものといえます。
3.火葬炉の製造と車両への設置を行う際に留意している点
移動式ペット火葬炉につきましては、これを車両に積載したうえで稼働させるものであることから、火葬炉メーカーとして固定式火葬炉とは異なり以下のような点にも留意して火葬炉の製造と車両への設置を行っております。
ポイント1
ポイント2
4.弊社の移動式ペット火葬炉の特徴
- 火量が強く燃焼温度が高いことから、火葬時間が短くて済むこと
- 完全燃焼と2次炉による煙と臭いの抑制が極めて優秀であること
- 高い火量と燃焼温度での炉の稼働にかかわらず、火葬炉外への熱漏れと車内温度の上昇が最小限に抑えられている
そして、以上の弊社火葬炉の稼働時の燃焼性と弊社が独自に製作しました小動物用の火葬台により、ペットのご遺体を火葬いたしましても、お骨が飛ぶことなくご遺体の原型が残ること―例えば、インコやハムスターという小動物であっても、その嘴(くちばし)や骨がそのままの形で残る―という、「ペットは単なる飼育動物ではなく家族の一員であり、この家族の一員であるペットが亡くなられた際に丁重な火葬を行うためのペット火葬炉を提供する」という弊社のペット火葬にあたってのコンセプトを体現するものとなっています。
- 掃除がしやすい構造になっていること
- インバーターと発電機の付け替えが簡単にできること
- 独自構造と製造工程から炉自体の劣化が少なく長持ちすること
- 優れたアフターケアで火葬炉のメンテナンスもサポート
- 弊社のペット火葬炉の使用方法や保守管理についてのお問い合わせにつきましては必要な教示を行うこと
- 万一弊社のペット火葬炉に何らかのトラブルが発生した場合でも、その修理や保守・点検について早急に対応すること
- 大型車両であるにもかかわらず比較的スリムな車体であり、道路での停車はしやすいこと
- 小窓がついており、走行時でも空気の取り込みができること
- 煙突の開閉を運転席からサイドミラーで確認できること
- 後部にスペースがあり荷物を十分に収納できること
- 外観が威圧感のないグレー色で品があると好評をいただいていること
などの点も特徴として挙げられます。
これからペット葬祭業を開業される方、ペット火葬炉の新規購入をご検討中の方お考えの方、以上のような構造、機能と特徴を備えました弊社のペット火葬炉、ペット火葬車・移動火葬車を是非ご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。