当園も開園から10年が過ぎ、火葬炉のメンテナンス時期を迎えますので、新たに火葬炉新設を検討することになりました。
駅前で近隣には住居もたくさんある立地のため、新設する火葬炉に求める性能も自ずと高いものになります。特に細心の注意を払いたいのが煙と臭いです。今までは熟練スタッフが細心の注意を払いながら火葬炉・火葬車を運転してきましたが、火葬炉・火葬車を新設するならば、誰が運転しても問題が生じない火葬炉があればそれに越したことはありません。ですが実際、火葬炉・火葬車を探し始めてみたものの、なかなか満足できる性能の火葬炉・火葬車を見つけることが出来ませんでした。
そんな時、インターネットを検索していて有限会社京滋エンジニアリング様を見つけました。自信たっぷりのHPの内容を確認し、すぐにお電話をさせて頂きました。俵社長の対応も自身に満ち溢れ、また対応も迅速でした。大変失礼な表現ですが、これならひょっとして私達の求める性能をクリアするのでは??と半信半疑でお話を進めて行くことになりました。お話を進めていくなかで、俵社長より、実際に大型犬の火葬に立ち会って頂くのが一番ご納得頂けるのでは?とご提案を頂きました。まもなく、50kgを超える大型犬の火葬に立ち会う機会を頂くことができました。
当園の火葬炉ならば、間違いなく熟練スタッフが片時も目を離せない、細心の注意が必要な大型犬のお子様です。これはいくらなんでも煙も臭いも全く出さないのは不可能なのではないか?と正直疑っておりましたが、火葬が始まったとたん、俵社長に、何の細工も致しませんのでどうぞ見ておいてくださいと、煙突が見えるところへ案内されました。
確かにスイッチを入れただけで、放置された火葬炉の煙突からは臭いも煙も全く出ることなく時間が経過していきました。その間、火葬炉は全く操作されることはありませんでした。かかった火葬時間は約60分。煙も臭いも全くなく、また火葬後のご焼骨も何の問題もありませんでした。
論より証拠、まさに俵社長から漲る自信の理由がはっきりと理解できました。これをきっかけに、安心してご契約を交わさせて頂くことができました。俵社長のフットワークの軽さも安心の材料の一つです。これからも末永くお付き合いができることを楽しみにしております。
2016年4月5日 吹田動物霊園