鳥類は体重を極力軽くすることで、飛行するという特性を獲得した種別です。
お骨もまた非常に軽量化されており、熱の影響空気の影響を最も受けやすい種別と言っても差し支えないでしょう。頭骨はヘルメットのように丸く、大変軽いので、飛んだり転がってしまわないよう火葬には繊細さが求められます。嘴は生前の形と遜色ないままで残りますので、頭骨と嘴を見て感動されるご家族様が多くおられます。
指骨の末節骨は鉤爪の面影を強く残しており、小型鳥類の場合その大きさは1×2ミリ程。
収骨箸で摘まむのが難しい程に小さいですが、きちんと小動物専用の火葬ベッドを用いての火葬なら問題なく残すことができます。
哺乳類と違い肩甲骨や骨盤が目立たず、逆に胸骨が発達しており、大変大きく目立ちます。まっすぐに飛行する為にこの発達した胸骨が役立っています。
セキセイインコ、文鳥、十姉妹、オウムやヨウム、野鳥から大型鳥類のコンゴウインコなど、家庭で飼育される鳥類も昨今は多種多様です。